フォーラムの開催報告
2026 ICC東京国際仲裁フォーラム:開催報告
ご案内詳細
| 日時 | 2026年4月22日(水)9:00~20:00(昼食およびカクテルレセプションを含む) |
|---|---|
| 場所 | 東京會舘 |
| テーマ |
「未来に向けて:10年後の国際仲裁」 |
| 司会 | エンニャー・シュー氏 外国法事務弁護士(長島・大野・常松法律事務所) |
| 参加者(概算) | 223名(内、スピーカー・スタッフ35名) |
総括
2026年4月22日に東京會舘で開催された「ICC東京国際仲裁フォーラム」は、「未来に向けて:10年後の国際仲裁」をテーマに、宇宙産業、地政学リスク、迅速手続、契約ドラフティングなど多角的に議論が行われました。
開会挨拶では、日本企業による仲裁利用の増加や、ICCの案件数が「2026年3月に単月で過去最高となる94件」など成長が報告されました。
基調講演では、2026年6月1日施行の新規則として、付託事項書の廃止、電子署名の導入、迅速手続の拡大、超迅速仲裁の新設など大幅な効率化策が紹介されています。
- セッション1では、宇宙ビジネス特有の契約慣行や、ロケット初号機の平均失敗率が「33%に上る」などリスク管理の現状が共有され、今後の紛争増加が予測されました。
- セッション2では、地政学リスクがEPC契約に与える影響や、中東における規制の急速な変化への対応が議論されました。
- セッション3では、迅速手続(EPP)が通常仲裁より大幅に早い「6ヶ月以内」で裁定される実績が示され、効率性を損なう要因としてゲリラ・タクティクス(手続きを遅らせるためのいやがらせ行為)が指摘されました。
- セッション4では、仲裁条項のスコープ設定や誤記防止、多当事者案件での併合問題など、実務的な契約ドラフティングの要点が整理されました。
最後に、フォーラムのアジアにおける先駆性が強調され閉会しました。
なお、今回のフォーラムの成功は、下記のスポンサーに方々による絶大なるご支援・ご指導によるものであり、改めて御礼申し上げます。











